雪が一面に広がっていた大杉広場からはチェーンスパイクをつけました。
山頂にかけて更に雪が増すのではと予想します。
足が重く感じるかと思いましたが、気になりません。
登山靴だけの時より安定感があります。
予想通り、山頂に近づくにつれて残雪が目立ちます。
なるべく前登山者のものと思われる踏み跡をなぞるように歩きました。
四十丁目を過ぎた辺りの登山道。
前回の登山で通った岩場や木の根の張り出した道も雪に隠れているようです。
2015年5月の写真です。
攻殻機動隊に登場するロボット「タチコマ」に似ている根っこ。
勝手に愛着を持っていてまた会いたかったのですが、見れませんでした。
1時間ほど歩いて山頂御嶽神社の鳥居が見えてきました。
着いた~!と大杉広場を見つけた時と同じく声に出てしまいました。
一人登山では独り言が増えるみたいです。
雪に囲まれた山頂御嶽神社。
ズボッと足首まで埋まるほど積もっていました。
五十二丁目石。丁目石の終点です。
鳥居の奥にあります。
第一展望所の頂上立札。標高1304m。
横瀬駅が標高248mなので、1000m以上自力で登った事になります。
そして展望台からは、なんと雲海が見えました!
遥か遠くの山々が雲に浮かんでいるように見えます。
手前には雲の切れ間の下に秩父の街並みが広がっています。
2015年5月の登山時も素晴らしい眺望と思いましたが、それ以上です。
冬の方が空気が澄んでいて遠くまで見渡せるのと、
雨上がりの晴れというのも良かったのでしょう(*'▽')
いつまでも見ていたいような気持になりました。
本当に名残惜しくて何度も振り返りながら展望所を後にしました。
山頂の雪で小さいダルマかうさぎを作って置いておこうと思っていたのですが、景色に感動しすぎてすっかり忘れてしまいました。
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