大山登山での反省点、それは時間と体力との戦いでもありました。
11月紅葉まつり真っ只中の大山、その人気ぶりをナメていたのです。
当初ケーブルカーで時短する予定だったところ、1時間待ちで断念。
「阿夫利神社駅」までケーブルカーなら6分のコースを約1時間歩きます。
予定時間は約1時間オーバーです。
男坂よりは楽に歩けるらしい女坂を選んだのですが、
想像以上に体はバテバテ。
結果休憩時間も増えてどんどん時間オーバー分は増えていきます。
山頂到着は2時半過ぎ。
写真を撮ったり温かい飲み物を飲んだり、下山開始は3時半過ぎ。
そんなにゆっくりしたつもりはなかったのですが、
たっぷり1時間休憩してしまいました。

下山中に日が沈み、やや焦りました。

見晴台のススキ。夕暮れに映えます。
山での日暮れも味わい深くていいものです。
なんてのんきな事を言っていられないほど、辺りはどんどん暗くなり…。
懐中電灯などの装備をしていなかった私たち登山グループは
携帯の明かりを照らしながら下山です。
やっとケーブルカー「阿夫利神社駅」に到着したのは5時20分ころのこと。
ケーブルカーの待ち時間はまだ1時間以上でしたが、
暗い上にへとへとだったので乗ることにします。
さらにバスに乗り伊勢原駅へ着くころにはすっかり夜でした。
簡単なタイムスケジュールです。
10:00 伊勢原駅
10:30 大山ケーブル駅
11:00 女坂入口
11:20 大山寺(参拝)
12:20 阿夫利神社(参拝・昼食約1時間)
14:10 富士見台
14:30 大山山頂(休憩約1時間)
16:50 見晴台
17:20 阿夫利神社(ケーブルカー約1時間半まち)
18:50 大山ケーブル駅
19:40 伊勢原駅
今回の登山での反省と教訓。
秋の登山は早め早めの行動と、人気の山では混雑にも注意。
余裕を持ったつもりの計画でも懐中電灯やヘッドランプといった
山で暗くなってしまった場合の備えも必要です。
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