大山の登山では大山寺と大山阿夫利神社で2種類の御朱印をいただきました。
仲良く隣りどうしです。
お寺と神社の御朱印は同じ御朱印帳にいただいてはいけないという説もあるようですが、実際の所はどうなのでしょうか?
ネットで調べると賛否両論色々あって、自分次第なのかなと判断しましたが、改めて正式なマナーとして気になってきました。
機会があったら神主さんや僧侶の方に聞いてみたいと思います。
大山寺の御朱印をよく見ると「関東三十六不動霊場 第一番」とあります。
関東で不動明王を信仰している36寺院の一番ということらしいです。
36箇所お参りして結願となるとのこと。
関東三十六不動霊場会・公式ホームページ
http://tobifudo.jp/36fudo/
秩父札所三十四箇所巡りと四国の遍路の八十八箇所巡りは知っていたのですが、こんな身近にも巡礼の場所があったのですね。
巡礼参拝のマナー等見てみますと、神社よりやや敷居の高い感じがします。
お参りはしましたが、お経など唱えずに御朱印いただいてしまいました。
御朱印メインの文字は「大山寺」ではなく「大山鉄不動明王」となっています。
お寺そのものの名前でなく御本尊様のお名前をいただいたのですね。
横にすっと伸びた不や王、全体的に躍動感もあり力強い御朱印です。
「鉄」にどんな意味があるのか気になります。
大山阿夫利神社の方はひときわ目立つ大の文字と左のはらいが長めの夫がお気に入りです。
御祭神のうちのおひとりには大山の名にふさわしい
大山祗大神
(おおやまつみのおおかみ)がいらっしゃいます。
富士山の御祭神である木花咲耶姫(このはなさくやひめのみこと)のお父上です。
そういえば大山からは富士山がきれいに見えました。
お父さんが娘を見守っているなんて、素敵です。
古事記ではこの大山祗大神さん、求婚されたのは木花咲耶姫なのに
お姉さんのイワナガ姫もセットでお嫁に出すという暴挙に出ます。
求婚した天孫のニニギ尊は不細工という理由でイワナガ姫を返却。
実はイワナガ姫には岩のように丈夫で永遠の命という意味があったのですが、そんな事とはつゆ知らず返してしまった為、今でも天皇のお命は短命なんだとか。
神社に祭られている神様たちの事にも詳しくなりたいと古事記などの書物で勉強中です。
色々知ってくると神社巡りがさらに楽しくなります。
古事記はKindleの電子書籍端末があれば青空文庫で無料で読めます。
古事記物語は古事記の現代語訳をさらに読みやすく、タイトル通り物語のような語りで綴ったものです。
多少簡略化されていますので、古事記物語を読んでから同じ部分をまた古事記で読むとより一層理解が深まります。
PR